討滅戦へバーティ募集があった。自分も参加できるコンテンツなので、応募した。
仕切っていたのは、サブマスターの彼女だ。彼女は、会話の起点を作って、コミュニティを盛り上げていた。
マスターは、逆にどっしり構えた人で、あまり前に出るタイプではなかった。
参加予定の8人がそろいイベントが始まった。コンテンツに突入。たくさんのメンバが初見だからギミックがわかっておらず、ワイワイ攻略を楽しんだ。この時、うまく立ち回りたいとか、そういう気持ちはなくなっていた。純粋に協力プレイを楽しんでいた。
マスターがMTだった。自分はSTを担当した。彼女は、ヒーラーだった。自分よりレベルが高く、全然うまかった。偶然、あそこで出会った彼女は、サブジョブで無理に敵を集めた結果だった。自分が助けるようなスキルレベルでなかった。 何度か全滅して、ギミックがわかってきて、いよいよ、次こそはという雰囲気が漂っていた。何もかも忘れ、戦闘に集中した。倒し切った時には、達成感で、思わず声が出た。みんなで、撮影会を行って、イベントが終わった。