私は、この世界にどっぷりつかって、レベルアップを進めていた。そんな時、彼からレイドというのをやるのでちょっと遊べなくなると言われた。私もそのころには、難しいコンテンツがあることは、聞きかじっていたので、言っていることの意味は理解できた。クラフターの調理師がカンストしていたので、奮発して、戦闘食をたくさん作って彼にプレゼントした。彼も喜んでくれて、戦闘の進捗を報告してくれるようになった。戦闘に必要なものを勉強しだしたのはこの頃だ。薬も必要なので、錬金術師のレベルも上げた。マテリアや装備に、ギルがかかること。素材集めから始めると時間もかかること。戦闘に集中させてあげたい。彼をバックアップしたいと、薬や食事を彼に押し付けるように渡した。