ログインすると、いつものように彼からTellが来た。
彼はいつものように「今日の分、ください。」と要求してきた。
しかし、もう食事も薬も昨日作った分しか残っていなかった。まとまった数がないので私は、「もう在庫がありません。」と答えた。
「よかった。じゃあ、ルレ行きましょう。」
いつものようにルレをすべて回った。その後、彼から
「相当ギル貯まったんじゃないですか。もう素材集め必要ないですよ。」
と言われた。
わたしは、貯金額をきちんと確認していなかった。それでもこれまでの受取額は、相当な金額だった。
「そうですね。同じ量の食事と薬が買えるということですものね。」
そこで彼から提案があった。
「ちょっと休みませんか。イベントで飾り付けやってるじゃないですか。見に行きましょう。」
やることも思いつかず、黙ってついていった。
休み方なんてわからなかった。走り続けることで考えないようにしていた。いなくなった彼を信じたかった。何かあったなんて思いたくなかった。
私は、ぽつりと「イベントなんて、参加したことないんです。報酬にも興味ないし。」と、つぶやいた。
「もったいないよ。せっかくだから一緒にクエスト回ろうよ。」
言われるがままに一緒に回った。クリア報酬におしゃれな装備をもらった。
彼は「一緒に回ってくれてありがとう」と言って、その日は、別れた。
一人で何しようかと考えた。何も思いつかなかった。
楽しく拝読してます。
プリムさんはイベント楽しめたのでしょうかねー
わたしも最近は、特に毎シーズン開催されるイベントについては興味が薄れており、全スキップして報酬だけいただいてますけど…
FF16に関しては、しっかりとやりました!