次の日、彼は、イベントでもらったおしゃれ装備を着てきた。
「あれ、着てこなかったんですか」と言われた。
ミラプリをしたのは、いつが最後だろう。私は、現在最強の装備をそのまま着ている。そこに疑問は持たなかった。
「じゃあ、おしゃれしましょう。」と言われた。
おしゃれ? 考えたこともない。
「いいです。このままで。」と返した。
「よくないですよ。じゃあ、ちょっと時間ください。作ってきます。」
なんて答えてよいのかわからなかった。新式は、何回も作ったことはあるが、おしゃれ装備なんて作ったことはない。まして、もらったこともない。
「今日何しますか。」と言われた。
そうだ、もうルレも回る必要ないんだと思ったが何をしてよいのかわからなかった。
それを察したのか、彼は、「じゃあ、今日もルレ行きましょう。」
と一緒に回った。
ルレ後、「僕は、おしゃれ装備の製作にかかるので、今日はここまでです。」
と言って別れた。時間を持て余す。