討滅戦は、8人コンテンツだ。僕たち4人では、人数が足りない。初見未予習の募集で初めてイベントを建てた。勇者4人が参加してくれた。
決戦の日が来た。台船の上で戦う。特殊なギミックが用意されており、バリアを張るタイミングがわからず、全滅を繰り返した。後半には、台船を囲む柵が取り払われ、船から落ちる危険もあった。倒れても倒れても、ヒーラー二人が何度も起こしてくれた。ついにSpark君のLB(リミットブレーク)でリヴァイアサンのHPが0になった。クリアの瞬間だった。
※この段の描写は、FF14の極討滅戦を一部トレースしています。
激闘の末、リヴァイアサンは討滅された。上位幹部の遺体からウルダハの豪商との関係を示す証拠が発見された。リムサからウルダハにその豪商が本件の容疑者だと伝えられた。豪商は、ウルダハの不滅隊により逮捕された。彼女は、犯人逮捕に興味は示さなかった。ずっと探していた弟を自分の手で殺してしまった後悔と悲しみが心を埋め尽くしていた。
青年は、そんな彼女にやさしく話しかけ、家に帰る様に促した。彼女は、泣き出し取り乱した。悲しみをどこへぶつけていいのかわからず。思わず、青年をたたいてしまった。青年は、そのこぶしをよけるでもなく、そのまま受け止めた。そして、そのままそっと、少年の方に彼女を向けた。少年は、兄の死を聞いて、うつむき、黙って地面を見つめていた。
そして、青年は、彼女に「家族を亡くしたのは、君だけじゃない、残された家族も、君だけじゃない。」青年と少年にともなわれ、彼女は家に帰っていった。