僕は、追いかけられるような人間じゃない。と思う。幻想だよ。僕の知らない思い出と記憶。現実の僕は、ゲームで体を壊すような生活をしていた。今は、そのゲームも中途半端に投げ出した生活。マスターは、実際の僕のことなんて何も知らない。
そんなことを考えているときに、レクエさんから手伝いの連絡が入る。新生2.0の最後の討滅戦。4人で挑む討滅戦だ。僕はタンクを選択した。
「区切りの戦いですね、がんばっていきましょう。行きますね。」
「はい、最後の戦いです。頑張ります。」と彼女は答えた。
CFに申請するとすぐにシャキった。アルティマウェポンとの戦い。僕は何度も戦ってるけど、彼女は初めてだ。すぐにシャキって僕たち二人を加えた4人PTで、無事、攻略を終えた。