FCのサブマスターは、先代のマスターの友人で、FCの設立時のメンバの一人だ。先代マスターは、引退する際に、サブマスでなく現在のマスターに引き継いだ。私はその理由を知らない。
そのサブマスがリアルの都合で引退すると連絡があった。そのため、サブマスを私に引き継いでほしいと要請が来た。私は、このFCでは、新参者なので、古参の方にお願いしたいと、固辞した。私は、マスターとサブマスに呼び出された。
そこで、サブマスは、先代マスターの遺言を預かっているといった。遺言の話は、初めてだった。マスターも初耳とのことだった。サブマスは、遺言は、サブマスの自分だけに託されている。サブマスの私がもし引退する場合、その時のマスターとサブマスの後継者に遺言を公開するように託されたとのことだった。