不安

ゲームに入る前に元カレからまたSNSに連絡がはいった。もう読まずにブロックして全部消した。女性としてカコちゃんみたいになりたいと思って。カコちゃんならばっさり切り捨てると思う。でも、カコちゃんは、あんなのに引っかからないか。自己嫌悪に陥る。
気を取り直してログインした。

カコちゃんだったらと思うと急に不安になった。僕は、ばっさり切られる側のタイプじゃないか。“私”がからかったりしたから、仕返しされてるのかな。
カコちゃんがまだインしてなかった。久しぶりにルカ君と連絡とった。
「こんばんは、ルカ君、元気。」
「ベンタ君、久しぶり、調子はどう。」
「あのさ、ちょっと聞きたいんだけど、カコちゃんと僕つり合ってるかな。」
「なんですか突然。言いにくいんだけど・・・・、全然つり合ってないよ。PSも周りの評価もカコさんが断然上だよね。正直、比べる対象でもないよ。」
そこまで言うかな、普通・・・・。
「そうだよね。客観的に見ておかしいよね。本人に聞いてみるしかないか。」
「聞いたことないの。」
「ないよ。だって、いろいろしてくれるし。一緒にても話題ふってくれるし、なんか僕を立ててくれるし。確認する隙が今までなかった。」
「そうなんだ。出来すぎる彼女だね。謎だね。」
不安しかなかった。そんな中、カコちゃんからTellが来た。
「カコちゃんから連絡が来たから、ルカ君、また。」とルか君と別れた。

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