復帰計画

Moonちゃんは、一人納得して。「マスターさんは、お母様だったんですね。」
マスター=彼女は“お前にお母様と呼ばれる筋合いはない”と怒りをおさえつつ。
「Sun君が光士ということなのね?」「二人で何してんの?目的は何?」
彼女は、完全にお怒りモードだ。僕は、疑いから解放されて、茫然としている。
Moonちゃんは、潜入調査について全部説明してしまった。
僕は、「ゲームやっていたのを隠していたのは、悪かったと思うけど。父親を疑うとは許せないな。」
Moonちゃんは、恐縮して「ごめんなさい。光士君から相談受けて、つい。」
彼女は、完全に母親の顔になっていた。「光士は、1回除名されたくらいで。情けない。」
僕は、気持ちがわかるだけに、「そこまで言うことないのでは? ショックはショックだよ。でも疑われた身からしたらなんか許せないな。」と返す。
僕は、「Sun君を復帰させて、なんかしたいな。Moonちゃんも協力して。今回のことは、Sun君には秘密で。」Sun君復帰計画を練り始めた。

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