まずはじめに、本キャラの中の人は、FF14は、2周目です。
初心者詐欺のように思われた方がいっらしゃれば、この場でお詫びいたします。
申し訳ありませんでした。既存キャラは、本物語を公開するにあたりイメージが合わないため主人公をモデルにキャラを新しく作りました。
創作の文章を書くのは、小学校以来かもしれません。書きたいという思いと同時に公開したいという衝動が起こったことは、自分にとっても驚きです。
そのような思いを与えてくれたFF14とともに、戦闘を共にしていただいた多くのヒカセンの皆さんには感謝しかありません。本当にありがとうございます。
黄金のレガシーのリリースを控え、私も冒険の続きを楽しみしています。このキャラもこれからは、この物語に縛られず、プレイを続けたいと思っています。一緒に遊んでいただける機会があれば幸いです。
まだ、書きたいことがあるので、公開を続けていきます。これからもよろしくお願いします。
「あの丘」シリーズ
■あの丘の上で
オンライン、オフライン、クエストの3つの場面を混ぜたら面白いかなと考えて、物語の構成を組み立てていきました。丘の上という場所がまずあって、そこからイメージが広がっていった感じです。
モデルのコスタ・デル・ソルの丘の上は、実際に好きな場所です。実は、夕日が見えるかは確認していません。朝日はきれいです。
物語にテーマが必要かわかりませんが、一応、3つの場面を通して「ありのままの自分」をテーマにしています。
バッドエンドにしたくなかったし、各キャラ自分自身を許して終わらせたかったので、リスタートで終わらせました。
■何度でも立ち上がれ
「あの丘の上で」がリスタートで終わったので、次回作は、二人の展開をハッピーにしたいなという思いで書き上げました。
リアル、ゲーム中、クエストという3つで構成しているのは前作と同じです。共通したテーマは、家族としています。だから最後に二人が家族になる形で終わらせました。
ちょっとクエストの比重が大きすぎたことと、やはり戦闘クエストは人が死ぬ不幸な展開になってしまったので、他のハッピーな展開とバランスが悪くなってしまいました。反省です。戦闘以外のクエストストーリーにも挑戦したいです。
「何度でも立ち上がれ」の題名は、主人公の性格と彼女との関係での成長を表したかったのですが、ストーリーの内容と結び付けられなかったことも反省点です。二人の関係性の変化を楽しんでいただければ嬉しい次第です。
「プリムローズ」シリーズ
■Knights and Primrose
アレキサンダーのストーリーが大好きです。喪失と再生のお話と思ってます。
私も喪失と再生のお話が書きたいなと思って始めました。
前作「あの丘の上で」が暗かったのでもっと明るいのが書きたいと思い再生部分はコミカルな展開で構想していました。
喪失の背景を彼の失踪としたので、あまりにも暗くなりすぎ再生にコミカル感が入らなくなりました。
今回、後半の再生に向かうところの表現に悩み何度も書き直しをしています。
特に「明日の自分」は、記述が少なすぎても伝わらなし、書きすぎても受けての解釈範囲を狭めてしまうので、何度も書き直しています。書き直し時に、自分も泣いてしまうので苦労しました。
こじ付けですがアレキサンダーのように時空の話で考えています。時間的な再生までが1部です。自分みたいに弱い人間は簡単に立ち直れないと思うので空間的な再生を2部で目指しています。2部では、もう少し明るいプリムさんに会えると思います。
■Princess Primrose
別離という喪失からの再生の物語を終えることができました。もともと姫ちゃんのロールプレイで何か書けないかなという構想から始まり、軽いタッチを目指していましたが、別離が重すぎて、コミカルな再生の部分を2部に分けました。2部目で姫ちゃんが描けて何とか形にできたかなと思います。私自身、人生、挫折はつきものなので、今まで通り過ごし、今まで通り夢を見て楽しむことが重要だなと再確認させてもらいました。
プリムさんには、過酷な運命を背負わせてしまったため、思いのほか思入れのあるキャラにってしまいました。最初は、プリムさんは、画像用にキャラだけ作って終わろうと思ったのですが結局ストーリー進めています。女性キャラは初めてのため、結構楽しんでいます。ストーリーで同じセリフを聞いても感じ方違うんですね。新しい発見でした。明るいプリムさんを発信していきたいと思います。
■Evening Primrose
プリムさんの物語を無事に最終章を迎えることができてホッとしています。キャラ設定をちょっと重たい設定にしてしまい、そこからの再生について、考えていくうちにキャラに対して思入れが出てきてしまいました。変ですがとても大きな責任を感じていました。今回、12神の石碑を回るというアイデアが浮かんだとき我ながらいいアイデアだなと思ったのですが、考えてみればベタな設定ですね。しかし、後悔はそこからでした。12個もエピソードが出てこない・・・。二人のエピソードで埋めて何とか数を減らして、苦し紛れなエピソードで埋めました。3部にわたって共通する「今日を大事に」して日々過ごそうというのは、自分自身がやれていない自省を込めたものです。実現からは程遠いい毎日を過ごしていますがそれでもFF14を楽しめているのは、エオルゼアという世界に生きる皆さんのお陰です。プリムさんも、物語から解放されたのでもっと自由に楽しんでいこうと思います。
その他の物語
■優しい風が吹いてる
人が死なない明るい話、ラブコメが書きたくなりました。リアルと仮想で性格が違う人物が、それを知らない同一人物と出会ったらどうなんだろうというところから構想を膨らませました。オンラインでは、ある種の匿名性で、守る部分が隠蔽されている分、攻めに出る傾向の人もいるみたいですが、そういう感じより、リアルでは、出せない自分を出したいロールプレイみたいな感じをイメージしています。ストーリーを進めると自然と英雄、~の戦士を演じさせられますが戦闘以外の日常では、ゲーム内、ロドストで色々な表現を自由にされている方がたくさんいて、感心しています。
そういう世界が実際にあると思うと驚きで、その1ページを切り取った感じにしたかったんです。きちんと切り取れたとは到底思えませんが、FF14を知らない人にも、こんな世界があるんだと、私もやってみたいと入ってきてもらうきっかけになればいいなと思っています。
■メタモ・ルーズ・ライフ
メタモは、メタ+コスモの造語です。メタバースを使いたくなかったのでメタの超とユニバースと似てる世界や宇宙を意味するコスモをくっつけました。メタモルフォーゼ、変化にもかけたつもりです。ルーズはゆるふわって感じです。仮想の世界でゆるふわな生活を送るといった感じでしょうか。今回、黄金のレガシーリリース前後でFF14を止めるという日記がいくつかあって、休止をテーマに物語を作ってみようと考えました。最初にテーマを決めてストーリーを書くのは初めてだったので、構成を作るのに結構苦労しました。休止の理由は、いろいろあると思いますが、リリース前はいい区切りだからという理由が多かったと思います。リリース後は、ストーリーが合わないという理由ですね。この物語では、リアルとの兼ね合いで無理したことが理由です。零式準備が大変という話はよく聞きます。新式作るだけでも結構時間もギルもかかりますからね。さらに禁断が必要になります。FF14を楽しめなくなったらどうなるんだろうと想像して書きました。人との交わりも続ける理由の大きな動機になってると思います。自分の記憶と人から見た自分、出会いと別れを織り交ぜたつもりです。最後は続けていくという選択をしたのはべたですけどそうなって欲しいという僕の願いもあります。幸い毎日楽しくエオライフを送れています。直接、間接いろいろなプレイヤーの影響を受けているのも楽しさの一つですね。オフラインゲームにはない魅力だと思います。この世界を作った開発陣、この世界を守っているヒカセンの皆さんには感謝しかありません。これからもこの世界の一員として生活していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
■空と海が溶けあう向こう側
今回は季節柄、年末年始ということもあってラブラブな感じのエンディングを目指しました。最近はジェンダーの考え方の多様化して、二つに単純に分けられない部分もありますが、エオルゼアのキャラの見た目設定は基本二つとなってます。実際の性別と異なる性別でプレイされている方はたくさんいると思います。その時、どんな感覚でプレイしてるのかなと思ったのが着想のきっかけです。
僕もプリムさんを操作していますが、プリムさんは、物語の挿絵に使うキャラのために作ったので完全にプリムさんのロールプレイングしている感じで操作しています。自分とは別人格ですね。最初に作ったキャラは、同一視が強いんですがプリムさんは、プリムさんの人格だったらの設定で思考するので多分、自分が感じている女性視点になっていると思います。
人が一人ひとり全部違うように女性、男性という枠で単純にはくくれないのですが、実社会では、実際の在り方以上に社会的役割が与えられているのでそれを演じることを多分小学校以来、続けてきたと思います。いいとか悪いとかということでなくこのエオルゼアでもそれは一緒ですね。ストーリーに登場するキャラにも強く印象つけられています。そのうえで、主人公たる自分のキャラの性別によってストーリーに変化があるのかというと大きくはないですがやっぱりあると感じます。特にアリゼーがうざいく感じました。エオルゼアに求めるものも人それぞれなのでそれがいいと思う方もいると思います。僕は、そこに縛られず自由に楽しみたいと思います。性別も含めエオルゼアでは、自由であれるのですから。