遺品からの手紙は、母親の母親、つまり彼女の祖母とのやり取りのようだった。結婚をとがめる内容、子供が生まれたことに対するお祝いなどがあったが
リムサロミンサの消印はあったのでラノシアのどこかだと思われたが、祖母の住所がわかる情報は残っていなかった。
グリダニアの手形から調べることとした。まずは、グリダニアに向かい商人に手形を見てもらった。手形は、イシュガルドと北部グリダニアのフォールゴウトの通商手形だとわかった。フォールゴウトに向かいリムサロミンサの結びつきをヒントに昔の話を知っていそうな人に聞き込みを行った。
すると20年くらい前にリムサロミンサの踊り子一座の踊り子とイシュガルドの青年商人とが恋に落ち駆け落ち騒ぎがあったと聞いた。
二人はそのまま、イシュガルドに渡ったとのことだった。イシュガルドの青年商人を知る彼は、誠実でよい人柄だったが、両親を早く亡くし 天涯孤独で、商売に励んでいた。早く家族が欲しいと語っていたようだ。父親は分かったが父方の関係はここで途絶えてしまった。