今日も私は、GC納品物を確認して、素材を集めた後、FCハウスの庭で製作を始めた。
そこにフレンドがきた。彼は、FCのマスターだ。
「毎日忙しそうだね。毎日、そんなに作るものある?」
私は、“えっ”となって、もしかしてやってるの私だけ。確かに金策にはなるけど・・・。いやいやいや、私、億万長者だし。
「マスターは、GC納品やってないんですか。」
「たまに、ドロップした装備とか納めるくらいかな。普通にやってても、なんかクレジット増えてるし、気合い入れてやらなくても大丈夫だよ。」
「そ・・・・」“そ、れ、は、私、が、増やしているんです。”という言葉を飲み込み。
「そ・・・そうですね。ギルもあるし、なんか違うことやってみようかな。誰からも感謝されてないみたいだし。」最後に嫌味を入れたんだけど。
「そうだよ。プリムさんは、もっとわがままになったほうがいいんだよ。それでちょうどいいくらいだと思うよ、僕は。おしゃれとかにもっと時間かけた方がいいんじゃないかな。」
服装について指摘されたと思い、イラっと来て私は、「それって、見た目に気を使っていないということですか?」と返す。
「いや、そういうことじゃなくて、もっと自分のために時間を使うというか。」
私が黙っていると
「なんか、怒らせた?あっ、そういえば、FCメンバとID行く約束があったんだ。じゃ、また。」
と消えていった。