クエスト6-本拠地

小型船での夜間の偵察により、幻影島の沖の島が、海賊の本拠地と特定された。また、大量のクリスタルが次々に運ばれていることもわかった。対策が急がれたが、そんな中、新たなタレコミがあった。クリスタルの引き渡し場所と日時が示されていた。
場所は、本拠地の島を示していた。今回は、サハギン族との直接取引となっていた。取引日までに時間がない。イエロージャケット単独での対応は困難となり、黒渦団も動員されることとになった。蛮神の召喚が疑われていたので冒険者の僕も協力を要請された。大型の黒渦団の船で、岩礁を囲み、そこから小型船でイエロージャケットと黒渦団が島に乗り込む作戦となった。念のためリヴァイアサンの召喚に備えた準備もされた。
作戦は、相手の本拠地のため、昼間では危険となって夜間におこなうこととなった。準備の遅れと天候悪化のため、作戦実行は、取引日時間を過ぎたその日の夜となってしまった。
夜陰に紛れて黒渦団の小型船が次つぎに島にとりついた。イエロージャケット隊は、海賊船が担当だった。小型船で海賊船に近づき、静かに船に登って行った。本拠地のため、賊は完全に油断しているようだった。ほとんどの隊員が船上に登りきるまで、賊に気が付かれることはなかった。

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