二人とも黙ってしまい、それに耐えきれず、僕は、その場を離れた。
マドンナが相談した友達は、レクエさんなのかな。彼女がマドンナを応援したのに何でここに来たのだろう。
そんな時、レクエさんから連絡が来た。次のIDを開けたので手伝ってほしいとのことだった。攻略後、彼女から話しかけてきた。
「最近どう。元気。」だった。
「元気だよ。なんで。」
「元気になったんなら、もういいかな。私は、また、邪魔しちゃうから。」
「どういうこと。」
「ううん、なんでもない。今日はこれで出ます。」
彼女は、帰っていった。僕は一人残されて、僕の調子が彼女と何の関係があるのかわからず考え込んでいた。