その先を目指して

装備更新のための一通りの作業を終えて、久しぶりにFCハウスに行った。誰もいなかった。庭のベンチに座って、コーヒーを飲んで一息ついた。新しい冒険の続きを始めようと思い、ここ何日間かは、心機一転、新しいミラプリを準備していた。新しいパッケージの追加パッチが出ていたが焦る気持ちはなかった。マスターに連絡を取る。
「こんにちは、マスター。新パッケージはどこまで進みましたか」
「こんにちは、もうストーリーは終わって、ノーマルレイドやってるところ。」
「そうですよね。僕もボチボチ行くことにしました。新しいIDに着いたら手伝ってください。」
「わかりました。ID解放したら連絡してね。」
「それから、あの話。サブマス受けます。これからもよろしくお願いします。」
「ありがとう。よろしくね。」
今のゆるふわの感じが僕の今の生活に合ってると感じる。
自分のペースで今の生活を楽しんでいこう。僕が立ち止まった場所に向かう。新しいクエストを受ける。未知のエリアへ向かうクエストだ。僕は、また旅を始めた。

おしまい

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