今日も、僕は、プリムさんとFCハウスの庭で、供物の製作をしている。そこに、FCメンバが僕のところにやってきた。相談があるらしい。
「相談事なので、ちょっと離れます。プリムさんは、休んでてください。」と言って、FCメンバとハウスの中に入った。
FCハウスの中で、メンバの話を聞く。仮に、FCメンバをAさんとする。
「Bさんから、プリムさんのことで相談されたんですよ。」
「えっ、どういうこと」
「Bさんが、プリムさんとIDに行く機会があり、ラスボスで攻撃回避に失敗して、ぺろっちゃったんですって。直ぐに起こしてくれて。まあそこまでは普通じゃないですか。同じギミックでまた、ぺろっちゃったんです。Bさん、そこタイミングが特殊で苦手なんだそうですよ。そしたら、まだ迅速のリキャが来てなかったのか、詠唱レイズしてくれたそうです。クリア前に蘇生してもらったと。マジで惚れたというんですよ。」
「それがどうしたの」
「いや、実は僕も、先日、最新の討滅戦でプリムさんと一緒になったんです。後半、たくさんランダムにAOEが出るところあるじゃないですか、安置判断誤って、AOEに囲まれちゃったんです。自分の下にもAOEも出て、あーこれは、ダメなパターンだとあきらめた時に、救出が来たんですよ。プリムさんから。僕のハートは、その時にプリムさんに救出されました。」
「なんだよそれ、で、相談は?」
「BさんのIDより、僕の討滅戦の方が前なので、アプローチの優先権は、僕にありますよね。」
「いやー、どうかな、相手もいる問題だから。もう一度、一人になって冷静に考えたらどうかな。」
「何を冷静に考えるんですか?そういえば、引継ぎの儀で最近、マスターは、プリムさんと一緒ですよね。マスターはどう思っているんですか、プリムさんのこと。」
いままでストレートに聞かれたことない。
「いや、僕もいろいろあったし、彼女もいろいろあったから。同じ目標を持った同志みたいな関係だよ。」
「そうですか、安心しました。それなら僕は、プリムさんの過去知らないので、考えなくていいですね。ちょっと真剣に考えます。」
「いやいや、Bさんとよく話し合って、仲良くやってよ。」
「とりあえず、わかりました。話ができてすっきりしました。ありがとうございます。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
何も解決していないのに、お礼を言ってAさんは出て行った。
プリムさんって人気あるんだな。プリムさんは、僕のことどう思っているんだろう。