ラールガー

南ザナラーン
この日も石碑に向かう。二人で石碑に向かい祈りをささげた。
ここでもFCメンバが待っていた。
「私、新人のころ、フレの紹介でここに入ったんです。フレが気が利く子で、ストーリーに先回りして、私が進めやすいようにしてくれてたんですよ。だから、FCもそういう物だと思って、私が新しいID開くたびに、私からお願いしないで、フレを通じで察してアピールしちゃったんです。ある時、フレが私のその様子をみて、“いい加減にして、FCは、一方的にサービスする場所じゃないから。”と怒らせちゃったんです。私MMOも初めてで、コミュニケーションの取り方わからないし、どうしようと困ったんです。その時、ハウスの庭にプリムさんがいたんです。勇気出してID一緒に行ってくださいとお願いしたら、いいよと言ってくれました。ID攻略後にフレにもなってもらいました。わたし、そのフレ以外とあまりしゃべったことなかったので、フレ怒らせたこと、相談したんです。“まず、素直に謝ればいいんじゃない。後は、周り観て自分ができること探してみたら”とアドバイスもらいました。」
「そんなことあったけ、いやあ、覚えてないな。」と私。
「フレには、プリムさんとのこと話して許してもらえました。今でも親友です。でも、私、レベルも低いので、何ができるかわからなかったんです。とりあえず動こうと思って、カンパニーチェストに入っている素材で自分のギャザラーレベルで集められるもの集めて入れてみました。プリムさんからお礼のチャットが来て、なんかうれしくなって、ギャザクラが楽しくなりました。お陰で今日を楽しめています。」
「思い出した。エーテリアルホイールの素材がチェストに一杯入っていたんだよ。あんときはうれしかったー。だってマスターも集めてくれないから。」
僕は、ヤバいと思った。後で、ちゃんとねぎらっておかなきゃ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です