FCハウスの庭に、たくさんのFCメンバが待っていた。みんな、私たちを祝福してくれる。
彼は、そこにいるサブマスに「本当に先代の遺言なのか?サブマスの引継ぎの儀は?」
サブマスは、笑いながら「そんなわけないだろう。みんなが二人を心配して茶番劇を仕掛けたんだよ。まあ、先代マスターの意思だよ。みんなちゃんと引き継いでいるんだよ。」と言った。
「はあ、マジかぁ?」
彼は、茶番劇に乗せられて凹んでるみたいだったけど、私は、茶番でも満足だった。
「でもこの衣装はないだろう。これエタバンの参加者の衣装だろ。」
それに対してミドラン女子さんが、言う。
「仕方ないじゃないですか。エタバンドレスなんて手に入んないんだから。お二人ともよくお似合いですよ。」
私は、この衣装で満足だった。二人で素材を集めて二人で作った衣装なんだから。
Aさんが「プリムさん、ブーケ、俺に下さい。」と要求する。
すかさず、ミドラン女子さんが「私がもらおうと思ってる!!」
楽しい。この楽しい空間を守っていこう。精一杯。