クエスト2-レベナンツトール

レベナンツトールでは、ドマへ戻らずそこへ残った同胞の検診を行ったとのことだった。その中に怪我をした小さい少女の姿があった。傷は大したことはなかったが、血を見たことで動転し、泣き止むことがなかった。青年は、迅速に止血し、丁寧に手当てした。青年の優しいまなざしで少女は落ち着き、泣き止んだ。少女が元気を取り戻した時には、青年の姿はすでになかった。少女に僕が彼に手紙を届ける話をすると、少女も手紙を送りたいと、覚えたてのつたない字でお礼の手紙を書いた。次は、ラールガーズリーチへ向かうとのことだったので、僕はその手紙を預かり、青年の後を追った。

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