「みんな出てきて。」と身美人エレ女から僕たちにFCハウスに入る様に合図があった。
僕たちは、FCハウスの中に問題なく入れた。

僕たちが入ってくるとミコッテ女子は、驚いた様子で身美人エレ女に向かって叫んだ。
「どういうこと!?」
「・・・」身美人エレ女は黙ったままだ。
遅れて眼鏡女子が入ってきてしゃべりだした。
「残念ですが、身美人エレ女がこのFCのマスターで、私がサブマスです。35日後に、私がマスターに昇格します。」
それを聞いて僕は、“マスターは僕に戻るんじゃないの??”と思った。
「泥棒猫さんは、除名させてもらいます。」というなり、ミコッテ女子を除名した。
「あと、金貨はよく確認されたほうが良いですよ。」と続けた。
ミコッテ女子は慌てて、荷物の中を確認する。
「これ金貨じゃなくて錫貨じゃん!!これ!!」
アラグ錫貨は、1枚、25ギルにしかならず、99×19=1881枚は、47,025ギルにしかならない。
「手数料としてお支払いします。返さなくていいですよ。受け取っておいてください。」眼鏡女子は、勝ち誇ったように言い放った。
ぐぬぬという感じでミコッテ女子は、言葉もなく出て行った。ミコッテ女子が出ていくと身美人エレ女もその場から消えた。








